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水道って何?

  • 水道の役割:21世紀は、「水の世紀」。すぐれた水道技術や設備を世界中が求めているよ。
  • 水道のしくみ:水道の水はどこからくるの?水道の3つの仕事ってなに?
  • 水道の歴史:古代ローマで、小田原城下で、江戸の街で。水道の建設は、都市の発展に不可欠なんだよ。

水道の歴史

世界ではじめて水道が建設されたのは約2300年も前のこと。古代ローマで都市での水不足をかい消するために、山の水源地から直接水を引く水道橋(すいどうきょう)が建設されました。
日本で初めて水道が生まれたのは今から500年以上前の戦国時代。神奈川県の小田原城下に飲み水用として引かれた「小田原早川上水(おだわらはやかわじょうすい)」が最古の水道といわれています。
あの徳川家康もこの上水(水道)を見てえいきょうを受け、1600年頃江戸に「神田上水」を引きました。その後も「玉川上水」、「千川上水」などが次々に完成し、江戸の人々の生活をうるおしました。

このように世界で発展をとげた都市には、必ず水道が整備されていました。


コラム

緩速(かんそく)ろ過と急速ろ過の違い

【緩速ろ過】
1829年に英国で開発されたろ過の方式で、その後ヨーロッパで広まり、やがて世界的に採用されるようになりました。日本でも戦前まで上水道のほとんどが緩速ろ過法を採用していました。
特ちょうは、川や湖から取り入れた水を、細かいつぶの砂の層で一日3~6メートルという遅い速度でろ過することです。砂には、水をきれいにしてくれるび生物がいて、それらの働きで汚れや水のにおいなどをとりのぞきます。消どく以外の薬品は入れないためおいしい飲み水をつくることができます。

【急速ろ過】
緩速ろ過より、もっと早くろ過できる方式で、1872年にアメリカで開発されました。
原水に凝集剤(ぎょうしゅうざい)という薬品を入れてから砂の層を通す方式で、薬品の効果で汚れがかたまりとなるためとりのぞきやすく、緩速ろ過より早く、少ないろ過面積で水をキレイにすることができます。
また、浄水場を作るためのスペースが緩速ろ過より少なくてすむので、日本でも第2次大戦後、都市部などを中心に急速に広まり、今、国内でもっとも多く採用されているろ過方式です。

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